多汗症ボトックス注射とは
神経伝達物質、アセチルコリンによって伝達される交感神経の命令で汗腺から分泌されるのが、汗。多汗症の方は、交感神経が過剰に働いて大量の汗をかいてしまうのです。ボトックスは大元のアセチルコリンの分泌を阻害。交感神経がブロックされ、発汗が抑制されます。注入は、3回程度繰り返すとより効果が高くなります。効果の持続期間は、約半年~1年程度です。
こんな方におすすめ
- 自分の匂いが気になる
- 脱いだ後の服が少し匂う
- 手軽にわき汗を治したい
- 洋服に染みがついてしまう
わき汗注射について

わき汗(多汗症)が気になる方は、わきの下にボツリヌス・トキシンを注射するだけで簡単にわき汗を止めることが可能です。非常に爽快で両腕を挙げてもシャツの下に汗染みが出ることが滅多にありません。汗がとまると同時にワキガ臭(腋臭症)に関してもニオイ拡散の削減効果も発揮されます。ぜひご相談ください。
術後の経過とリスク
- 術後経過
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腫れ:2~3時間程度
自然に見える:4日~1週間程度
ボトックス注射の効果は、個人差がありますが術後2~4日で感じはじめ、3週間から1ヶ月程度かけて顕著に現れてきます。持続期間は4~8ヶ月程度で、効果は徐々に弱まります。 - 生活制限
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洗顔:当日から可能
入浴:当日から可能 (サウナは控えてください)
マッサージは1週間ほどお控えください。
硬いものは(するめ、ガムなど)1か月度控えてください。 - リスク
- 稀ですが徐々に内出血が出現する場合あり(時間とともに必ず消失)
多汗症ボトックスの費用(税別)
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多汗症ボトックス
アラガン社ボトックスビスタ -
ノーマル¥84,000
強力¥100,000 -
多汗症ボトックス
韓国製ボツラックス -
ノーマル¥29,800
強力¥42,000
施術の流れ
STEP1
カウンセリング
カウンセラーによるカウンセリングをお受けいただきます。
STEP2
診察
医師による診察があります。症状などをおうかがいし、経験と技術を持つ医師が汗の状態を聞き取ります。
STEP3
施術準備
お会計の後、施術室にご案内し、脇を出した状態で診察台に横になっていただきます。
STEP4
麻酔
無痛治療をご希望の方には麻酔クリーム塗布し、お痛みや不安を軽減いたします。
STEP5
施術
クーリングしながら治療部位にボトックスを注入。
STEP6
終了
治療後、すぐにお帰りになれます。
多汗症ボトックスのよくある質問
マッサージや激しい運動は1週間は控えてください。
皮膚の色など個人差はありますが大体1週間から2週間程度です。
院長から一言
ボトックス注射は手軽な美容整形のひとつではありますが、実はドクターの技量によって仕上がりの結果が大きく左右される、とても繊細な施術です。経験豊富なドクターが施術してこそ効果が表れます。患者様の状態に合わせてベストな治療をご提案します。

院長:高橋成太