悪質な実験台(埋没編)

悪質な研修医オペ

「モニター募集」の闇
研修医の実験台

右目が指導医、左目が研修医

美容外科医の大半は「全く関係ない診療科」から入職した医師がほとんどで、特に初めてメスを握る医師も少なくありません。複数の医師が在籍している大規模クリニックは次々と「美容外科とは関係にない医師」が入職して、給料をもらいながら技術指導を受けます。最初に教わるのは「二重整形の埋没法」が多く、最初のデビュー戦は集めらた「割引美容モニター」の患者さんが最初の実験台になります。勿論、手術は初めてなので、そばに「指導医」と「ベテランナース」が横に付き、デモンストレーションとして片目を「指導医」が行い、もう片方が「研修医」が行うパターンというスタイルが多いです。

激しいライン幅の左右差

最初のデビュー戦は激しい「手の震え」が起きます。研修医の頭には「眼球を刺したらどうしよう?」「失明させたらどうしよう?」と不安がよぎります。麻酔を刺す場所はめちゃくちゃ、針先で結膜を破壊、無事に手術が終了しても手術自体はお粗末な仕上がりで、激しい腫れと内出血、および左右差が起きるケースが多いです。そのためクリニック側も事前に「モニター誓約書」では「ラインの左右差が出る可能性もあります」という一文が必ず書いてあります。ここで一番の問題は事前に「研修医が練習目的でオペを担当します」という一文が書かれていないのが、消費者センターからマークされ、美容外科業界の全体の質を下げることになっていきます。

内緒で執刀医の入れ替わり
研修医オペを避けるコツ

①モニター制度は利用しない

クリニック経営側にとって「研修医には早く金儲けして欲しい」ので、一番希望者の多い「二重整形(埋没)」の指導に気合を入れてます。その結果、「モニター随時募集」の広告を出しっぱなし状態になっています。「モニターだから綺麗にしてもらえる」と勘違いしている方が多いですが、これは大きな間違いです。実際は「研修医の実験台」のケースが多く、「割引してもらってるから文句が言えない」という心理を利用しているのです。HP症例写真は「うまく出来た仕上がり」のみを掲載するため、その裏には「人前に掲載できない失敗手術」が大多数存在するのことを知って下さい。

②ワンドクター医院を選ぶ

大人数の医師が所属するクリニックでは、新人医師からベテラン医師まで幅広く在籍しています。新人医師には早く金儲けをしてもらいたいので、二重手術の指導をするにあたり、ベテラン医師の執刀途中で研修医が入れ替わる作戦を取っています。本当なら事前に患者さんに了解を得る必要がありますが、それは言わずに内緒にやってるクリニックも多いのです。これを回避するにはワンドクタークリニック(個人医院)を選ぶことです。もし失敗が起きた場合、医師が多数在籍していると責任が誰がとるのか」が不鮮明になり、民事裁判を起こした場合、クリニック経営側が「逃げる口実」になります。
(例:「その先生は退職されたで分かりません」)

③見学医師を入れさせない

カウンセリングの際に事前に勇気を出して「手術中は見学スタッフは入れないで欲しい」と伝えましょう。理由は「色んな人にジロジロ見られたくない」と言い切ることです。見学スタッフの中には必ず新人医師が含まれています。もしその要望が受け入れられないクリニックだったら、そのクリニックでの手術はやめた方が賢明です。途中で入れ替わり作戦を防止するには、見学禁止の訴えは有効な手段です。ちなみに美容外科で医師二人が必要なパターンは執刀医1名と麻酔科医1名のみで十分であり、医師4~5名が同時立ち合いとか絶対に必要ありません。ヒヤリハット監視ならナースで充分です。

④静脈麻酔(眠る)は要注意

研修医が多数在籍しているクリニックで「静脈麻酔のモニター割引」は要注意で、お金をもらってバレない研修医の練習台というクリニック側に都合の良い患者さんになってしまいます。

最後に

私も研修医時代は、上記のような方法で指導医に怒鳴られながら技術向上を務めてきました。但し、私の若い頃は現在ほど美容外科クリニックの数も少なく、また全額無料モニターという制度で「実験台になってもOK」という方に限定して手術を行っており、またそれでも希望者が集まる良い時代でした。しかし現在では競合医院の増加のよる価格破壊が起きていること、SNSが発達したことなどの影響で「未熟医師の実験台OK」という都合の良い患者さんは絶対集まらない時代です。苦肉の策として、こっそり「入れ替わり作戦」を行わなくては技術指導が出来なくなり、経験の浅い医師には技術向上は困難な時代になりました。

当院はワンドクター制です。

ゼロクリニックは私一人しか医師がいませんし、研修医を雇う気も全くありませんで手術の仕上がりはご安心ください。

二重手術(埋没法)